妻夫木聡さんが主演を務めるドラマ『ゲットレディ』8話のネタバレあらすじや感想を紹介します。
この記事でわかること
- 「ゲットレディ(Get Ready!)」8話のあらすじとネタバレ
- 「ゲットレディ(Get Ready!)」8感想や口コミ
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
項目 | 内容 |
---|---|
ドラマタイトル | 『ゲットレディ(Get Ready!)』 |
放送日時 | 毎週日曜日、夜9:00~ |
放送局 | TBS系列 |
原作 | なし |
演出 | 堤幸彦さん |
脚本 | 飯野陽子さん |
全放送回数 | 全10話(予定) |
主題歌 | 発表前 |
主演 | 妻夫木聡さん、藤原竜也さん、松下奈緒さん |
ドラマ【ゲットレディ】8のあらすじ
天才外科医・エース(妻夫木聡)はジョーカーに昔の話をしました。
まだ本名の天野真一を名乗っていた頃の彼は若くて才気に溢れ、外科医としてその将来を嘱望されていたのです。
彼は恩師である真田(榎木孝明)に師事していましたが「君の正義が命の重さに勝ってはいけない」と諭され、その医療の方針に納得できず千代田医大に移籍して剣持(鹿賀丈史)のもとで研鑽を積むことになりました。
しかし真田は、天野のことを「彼は良い医者になる」と高く評価していました。
千代田医大には臓器移植を待つ患者の女の子がいました。
そこで天野が問われたのは、救うべき命の価値と順番という過酷で非情なものでした。
ドラマ【ゲットレディ】8話のネタバレ
スペードは初恋の少女遥の事件で落ち込んでいましたが、クイーンは「アンタの気持ちもわかるわよ」と慰めていました。
そしてその頃、ジョーカーはエースに「過去に何かあったのか、そろそろ話せ」と言います。
エースは、この世でたった一人の尊敬する恩師について語り始めました。
「オペは完治の入り口でしかない」とは、その真田医師の言葉です。
若くて自信満々だった頃のエース=天野はそんな真田の言葉を詭弁だと感じ、素直に聞くことは出来ませんでした。
「天野君に一つアドバイスがある。君の正義が命の重さに勝ってはいけない。その奢りがいつか取り返しのつかない事態を招く…」
懇々と諭してくれた真田でしたが、エースはそんな彼の元から離れ、千代田医大に移籍することを決めたのです。
真田は彼に「元気で」と言って送り出してくれました。
千代田医大では剣持がエースを胸部外科に迎え入れ「後継者として期待している」と話しました。
剣持は真田をライバル視して批判的に考えている人物でした。
そこでオペの技術をますます磨いていったエースは更に自信を付けていました。
しかしその存在は、次第に剣持にとって許しがたいものへと変化していったのです。
その頃、エースが担当する中に8歳の少女の患者・青葉がいました。
エースは彼女を治したい、守りたいと考えていましたが、青葉はドナーを待っている重篤な状態だったのです。
その頃のエースは、自分の技術があればどんな病気でも必ず助けられると考えていました。
ある日、堂前という患者が真田の元にやってきました。
彼は不動産会社を経営する男でした。
彼もまた、肺の移植を待って10か月過ごしていて「社会的貢献度を考えろ、優先させるべき命があるのだ」と自分を特別扱いさせようと強要していたのです。
堂前はルールを厳格に守っていた真田の元から剣持を頼って転院し、強引に移植の順番を横取りしてきたのです。
剣持は「命には価値があり、それは平等ではない」と考える男であり、真田とはずっと対立していました。
そして堂前は担当医として、剣持ではなく天野=エースを指名したことから、剣持はさらにエースを妬むようになったのです。
その結果、青葉に提供されるはずだったドナーの肺が堂前に使われることになりました。
真田は堂前のカルテをエースに提供しましたが、エースはその心配を杞憂だと笑って固辞します。
その自信に溢れた様子に真田は頼もしさと同時に不安を感じていました。
「彼はね、必ず次世代の医療を引っ張る人材になる」と妻に語るほど、真田はエースを信じていたのです。
そして、堂前のオペが始まりました。
順調に肺は移植され、最高の技術でそれは執り行われて行ったのです。
しかし、剣持は嫉妬のあまりその手技を直視することができませんでした。
無事にそのオペが終わった直後に、青葉の容態が急変しました。
そして警察が堂前の手術に関して捜査を開始したのです。
本来、助けられるはずだった青葉は守られることなく、亡くなりました。
移植斡旋団体に不正が発覚し、そのドナーの臓器が与えられるべき患者の順番が強引に変えられていたことが問われたのです。
エースの口座に、堂前の身内から不自然な大金の振り込みがあり、その不正の嫌疑が駆けられました。
すべては剣持が行ったことでしたが、彼は責任を全てエースに押し付けて逃げたのです。
ジョーカーは「優秀な弁護士ならひっくり返せた」と言いましたが、エースは「戦う気力を失ったんだよ…」と答えます。
青葉を亡くした母親は、エースに「あの子は、あなたに希望を貰ったんです、先生を信じていたんです。青葉は亡くなる前に、何度も先生のことを呼んでいました。あなたを信じた娘の思いが解りますか?あなたがもし命に優先順位を付けたのなら、娘に生きる価値はなかったんでしょうか…?」と静かに迫りました。
母親はエースに一通の手紙を手渡します。
それは青葉が亡くなる前に書いたものでした。
そこには「先生、ごめんね、今日は夜ご飯半分のこしちゃった」と一生懸命に綴られていたのです。
その文面を見て、エースは号泣しました。
その後に、真田までもが剣持に陥れられて医学会を追われてしまいます。
千代田医大付属病院を懲戒解雇されたエースは自暴自棄になり、バイクで事故を起こしましたが…瀕死の彼を助けたのは真田でした。
「天野君、君は、生きるんだ!君は、私の未来だ…!」
それからずっと、真田は司法の場で無実を訴えましたが、その裁判に勝てないままに亡くなってしまったのです。
真田の妻は墓参りに訪れたエースを優しく迎え入れてくれました。
「でも、天野さんはご自分の人生を生きてくださいね。主人の分まで、多くの患者さんを救ってください。お願いします」
しかしその時のエースには「すみません」としか答えられませんでした。
警察はようやく重い腰を上げ、『天野=エース』と特定して、捜査を進めていました。
指揮を執っていたのは警視庁副総監の高城です。
次第に迫るその捜査の気配を感じ、仮面ドクターズは警戒を強めていました。
その夜、千代田医大では染谷医師の前で玲於奈が崩れるように倒れました。
彼女は剣持の一人娘だったのです。
ドラマ【ゲットレディ】8話の感想や評価(口コミ)
若い頃のエースの壮絶な人生が語られた回でした。彼は何も知らずに陥れられて、救いたかった青葉ちゃんを守れなかった…そのことをずっと悔いて医者を辞めるつもりでいたんでしょうね。もしあのまま真田の元で、彼の薫陶を受けて成長していたら、運命はまた違ったものになったかもしれません。(30代・女性)
それにしても、鹿賀丈史さん、巧いなぁ!金と権力に対して貪欲な剣持院長をこれ以上ないほど嫌な奴として表現していて、凄く面白かったです。誰が観ても怪しいし!やってることおかしいし!ジョーカーが言う通り、腕利きの弁護士を見つければ返り討ちにできただろうに…その頃のエースはどん底でそんな気力が湧かなかったんでしょう。(40代・女性)
自分に歯向かう者、気に入らない者を全て排除してきた結果が、今の剣持院長の独裁政権と千代田医大付属病院なのですが、それも来週大きなピンチを迎えるようです。娘の命を、剣持は救えるんでしょうか…?それこそが彼の業に対する答えのように思えます。(40代・男性)
まとめ【ゲットレディ】8話ネタバレあらすじ感想!
この記事では、ドラマ『ゲットレディ』8話のネタバレやあらすじなどを中心に、感想や評価(口コミ)を紹介させて頂きました。
次回9話のあらすじ
剣持(鹿賀丈史)の娘・玲於奈(結城モエ)が、もはや手の施しようのない病状であることが判明した。
「ゲットレディ」公式
玲於奈を救うべきか・・・
正体が暴かれるリスクを恐れ反対するジョーカー(藤原竜也)と、因縁の相手との直接対決に燃えるエース(妻夫木聡)の意見は、真っ向から対立する。
そんなチーム解散の気配が漂う中、警視副総監・高城(沢村一樹)の指揮の下、警察の捜査が闇医者チームに迫り始めていた・・・
次回の展開も楽しみですね!