PHANTOM FILM × merci(BONNE)
都内某日ーー。
映画配給会社ファントムフィルムの
森田さんと、merci中の人の対談が実現。

今まさに、
オトナの女性に観てほしい映画ベスト3を
対談を交えてご紹介したいと思います♪
オススメ1
『君の名前で僕を呼んで』
80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、
初めての、そして生涯忘れられない
恋の痛みと喜びを描いたラブストーリー。

出典: http://cmbyn-movie.jp/

『君の名前で僕を呼んで』
キャスト:ティモシー・シャラメ/アーミー・ハマー他
監督:ルカ・グァダニーノ
脚本:ジェームズ・アイボリー

映画レビューサイト「ロッテントマト」による
『2017年度ベスト・レビュー映画NO.1』
に選ばれた本作は、第90回アカデミー賞
主演男優賞ほか4部門にノミネート、
巨匠ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を受賞した。

1983年、夏——。
家族と北イタリアの避暑地にやってきた
17歳のエリオは、大学教授の父が招いた
24歳の大学院生オリヴァーと出会う。

出典: http://cmbyn-movie.jp/

出典: http://cmbyn-movie.jp/

一緒に泳いだり、街を散策したり、
趣味をともにするうちに、エリオは
オリヴァーに特別な想いを抱くようになる。

やがて二人は恋に落ちるものの、
夏の終わりはすぐそこに近づいてきており——。 森田「初恋に男とか、女とか関係ない。
   苦しいことだとか、嬉しいことだとか、
   誰もが感じた、初恋の甘酸っぱい感じ。
   この作品の中には、そんな
   きらきらしたものが全部つまっている」
インタビュアー「もどかしい感じとか?」
森田「そう。好きと言えない、けど、気付いてほしい」

誰もが、覚えのある初恋の思い出——。
大人になった人が今観ると、
「あぁ、初恋ってあんな感じだったな」と
思い出せる作品だと森田さんは言う。

また、本作品で注目されたのが、
主演の『ティモシー・シャラメ』。

その溢れ出る才能と美貌から、
“もっとも熱い若手俳優”、
“第2のディカプリオ”と言われる彼の、
その表情のみを写し続けたラストショット…。 森田「表情だけで人を泣かせる演技をする。
   このティモシー・シャラメの演技で泣きました」
インタビュアー「泣いたんですか?」
森田「泣きます。これを観れば、彼がアカデミー賞
   主演男優賞に選ばれた意味がわかります」

いわゆる長回と言われる手法は、
カットをせずに長い間カメラを回し続けるもの。

3分30秒を超える本作の超長回しは、
その長さをまるで感じさせないほど、
本作の、そしてティモシーの持つ魅力を、
あますところなく描いている。

出典: http://cmbyn-movie.jp/

作品の中では、
ティモシーがピアノやギターを弾くシーンがあるが、
実はティモシー自身が弾いていることにも
注目してほしいのだと森田さんは言う。

美しい北イタリアの風景とともに描かれる、
生涯忘れられない初恋——。

そして溢れ出る演者の才能と魅力を、
存分に楽しんで欲しい本作は
オトナの女性にとっては切なくも、甘く、
そしてどこか憧憬を覚える作品となっている。
オススメ2
『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』
不満だらけの毎日を変えたのは
まるで“魔法使い” のような上司との出会い!?

出典: https://ozland.jp/

『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』
キャスト:波瑠/西島秀俊/中村倫也他
原作:小森陽一
監督:波多野貴文

『海猿』をはじめ、海洋保安庁や警察などの
硬派な職業をモチーフにした原案や小説を
手掛けて、映像化されてきた小森陽一。
そんな彼が初めて描いた女性主人公が活躍する
小説「オズの世界」を原作にしたこの作品。

夢と希望にあふれて超一流ホテルチェーンに
就職した主人公・波平久瑠美に言い渡されたのは、
系列会社が運営する地方の遊園地
『グリーンランド』への配属辞令だった。

出典: https://ozland.jp/

出典: https://ozland.jp/

はじめは不満だらけだった久瑠美だが、
“魔法使い”と呼ばれるちょっと変わった上司、
小塚慶彦や、個性的な従業員たちと過ごすうちに、
働くことの楽しさややりがいに気づいていく。

小塚に対して、憧れとも恋とも
わからない感情を抱くようになったある日、
久瑠美は小塚の秘密を知ってしまうのだが… 知っているようで知らない“遊園地の裏側”を舞台に
した最高にハッピーなお仕事エンターテインメント!
主人公からの視点でも、上司からの視点でも、
楽しめるこの作品ですが——

インタビュアー:「どちらが好きとかありますか?」
森田:「僕は小塚さんにすごく魅力を感じますね
    実は小塚さんには実際のモデルがいて、
    同じように色んな無茶な企画を実現させてきた
    有名な人なんです」
インタビュアー:「へえ」

物語をもっと魅力的にしているのが、その説得力。
実在しているのは『小塚』のモデルだけではなく、
舞台となる『グリーンランド』も。

出典: https://ozland.jp/

森田「遊園地って、仕事を忘れに行くところじゃないですか」
インタビュアー:「そうですよね」
森田:「そういう場所で、今まで注目してこなかった
    お仕事というものに注目するとすごく楽しい」
インタビュアー:「お客さんを楽しませる企画とか」
森田:「逆にお客さんに現実を感じさせないために、
    どういう立ち振る舞いをするか、とか」

作品の中には、
『グリーンランド5か条の鉄則』が出てくる。
・お客様の前では走らない、
・どんなに辛くてもお客様の前ではトイレと言わない
普段あまり意識することのない遊園地のお仕事が、
本作品ではリアルに描かれている。

出典: https://ozland.jp/

中には舞台となる熊本のマスコットキャラクターも。

働く人なら誰でも共感する悩みを抱えながら、
やがて仕事の極意を掴みとる久瑠美———。

森田さんが「疲れたときに見てほしい」と言う
本作は、とにかく元気をくれる作品。
公開は10月26日(金)から、
TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開します!
オススメ3
『チューリップ・フィーバー
肖像画に秘めた愛』
花に狂い、愛に狂う。
ある肖像画に秘められた禁断の恋——。

出典: http://tulip-movie.com/

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
キャスト:(主演)アリシア・ヴィキャンデル/
      デイン・デハーン/クリストフ・ヴァルツ他
原作:デボラ・モガー
監督:ジャスティン・チャドウィック

フェルメールの世界観を鮮やかに描き出す、
作家デボラ・モガーの世界的ベストセラー小説を映画化!

物語の舞台は、
スペインから独立して経済的な繁栄を極め、
「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。
好景気に浮かれた人々は投資や収集に熱を上げていた。

出典: http://tulip-movie.com/

中でも人々を魅了したのが、
遥か東の国から来た希少な品種の「チューリップ」。

その球根1つの値段は邸宅一軒分にまで高騰し、
史上最古のバブルチューリップバブルを巻き起こした。

出典: http://tulip-movie.com/

孤児であり修道院で育った美しい少女ソフィアは、
親子のように年の離れた裕福なコルネリスと結婚する。
それは初めて彼女が手に入れた豊かな生活だった。

だが、長らく子どものできない生活に、
コルネリスは焦りを感じる。

日々の気晴らしとして、
コルネリスは夫婦の想像画を、
将来を嘱望されている若手画家ヤンに依頼した。

出典: http://tulip-movie.com/

幾重にもわたる逢瀬。
キャンバス越しに絡み合う視線。

若く情熱的な画家と
許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、
やがて人々がチューリップに熱狂するように、
恋に、愛にと、狂っていく——。 当日のチューリップバブルが
いったいどれほどのものだったか。
今の価値で言うと1本3億円で取引されていたほど。

まさに「花に狂い、愛に狂う」。

そのままの映画だと言う本作は、
予告公開時過激な描写が話題となった。

森田:「愛の熱に熱狂してしまう」
インタビュアー:「ほだされちゃう」
森田:「バブルというのは熱はどんどん上がって行くけど、どこかで必ず下がって行ってしまう。
さて、この二人はどうなるのか——」

逆らえない時代の流れとおさえきれない感情。
複雑な人間関係を描ききるとともに、
森田さんは映画の中の
リアルな美術背景にも注目してほしいと言う。 森田:「たとえば、衣装だけでもすごい綺麗。
(このポスターは)『真珠の耳飾りの少女』という
有名な作品をイメージしたもの。
窓際で、窓から光が入って、この斜め角度で…」
インタビュアー:
「窓際の絵ってフェルメールがいっぱい
 書いてますけど、まさにそのままですよね」
森田:
「そういう美術的美しさもあり、衣装もそうですけど、
当時のオランダを再現したセットも本当に美しい」

レンブラントやフェルメールが輩出された
当時のイメージそのままに描かれる背景は、
力強くありながら、どこか儚くもあり、
時代の抗えない流動をまざまざと感じさせてくれる。

現在、
上野の森美術館で行われている『フェルメール展』。
ぜひ併せて観てほしい。
インタビュイー&インタビュアー
インタビュイー:森田さん
映画配給会社ファントムフィルム勤務
好きな映画:
『エターナル・サンシャイン』
『イントゥ・ザ・ワイルド』 など
http://www.phantom-film.com/

インタビューワー:merci(BONNE)中の人
好きな映画:
『プラダを着た悪魔』『英国王のスピーチ』など