鼻がつまって苦しくて切なくて眠れない春の夜。花粉症のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。今回は、そんな方に試していただきたい、タイ生まれの嗅ぎ薬「ノーズミント(ヤードム)」をご紹介いたします♡
「ヤードム」、ご存知でしょうか。聞きなれないのもそのはず、タイ語なのです。ヤーは薬、ドムは嗅ぐことを意味し、アロマオイルを用いた「嗅ぎ薬」としてタイでは親しまれています。
特徴は、メンソールやペパーミントのすっきり爽やかな香り。これを嗅ぐことでアタマや気分、そして鼻のつまりをリフレッシュさせるもので、タイではコンビニやドラッグストアなどで気軽に購入することができます。
以前、タイに旅行された方から「あっちでは有名みたいだよ」とのことでいただいたのですが、幼い頃から鼻炎でいつでも鼻がつまっている私にとっては、今では手放せないアイテムになっています。
最近では、花粉症による鼻づまりにもその効力を発揮! 寝る前や寝起きの鼻づまりが、ヤードムをひと嗅ぎすると鼻がスッと楽になるので、ベッドサイドに常備されています。
この安らぎを、さっそく鼻づまりに悩む皆さんにもぜひおすすめしたいと思います♡
日本でも手に入ります♡
ポイシアンの「ノーズミント」
タイでは、たくさんのブランドから「ヤードム」が販売されていますが、その中でも人気のポイシアン(POY-SIAN)のヤードムは「ノーズミント」という名前で、日本のドラッグストアなどで販売されています。
リップスティックのような見た目ですが、キャップを外すと、「さぁ鼻に突っ込んでください」という形状になっています。
スティックの中には、メンソール、ペパーミントオイル、ユーカリオイルといった、花粉シーズンにぴったりのハーバルオイルが染み込んだフィルターが入っています。
タイでは、街中などでも普通に鼻に突っ込んで使ったり、中には挿しっぱなしでいる人もいるそうなのですが、日本人の恥じらい精神の強さからすると少し躊躇するかもしれません。
わたしも、最初はそうでしたが(いや、今もそうですが)鼻がつまって何度も寝返りをうってイライラして眠れないくらいなら、しっかり鼻に挿入してメンソールの香りを吸い込むくらいワケありません。
実際に使ってみると、さすがペパーミントにメンソール! 本当にすっきりして、鼻のつまりがゆるゆるとしてきます。そして試しに鼻をかんでみると、スッと通るではありませんか。あとはもう、鼻が通っている間に眠るだけです。
これを寝起きに使うとさらに効果的で、眠っている間に詰まってしまった鼻にヤードムを吸い込めば、鼻の通りがよくなり始めるとともに、目も覚めてきます(笑)。
とはいえ、軽い鼻づまりくらいなら鼻の中に挿入しなくても、鼻にあてがって吸い込むだけで充分。外出時に携帯して持ち歩き、気になる時にヤードムを吸い込めば簡単にリフレッシュできちゃいます。
また、スティックはフィルター部分と、液体ボトルの2つに分かれていて、下部のジョイントを外すと、アロマオイルを直接マスクなどに染み込ませて使うこともできます。
花粉シーズンは、できるだけ室内に引きこもっていたいものですが、屋外での活動時間が長い時や、鼻炎症状がひどくてどうしようもない時など、マスクに染み込ませておくと思った以上に快適に過ごすことができます。
ちなみに、1年を通して気温が高いタイでは、暑くてぼ〜っとする時や、仕事中に眠くなってアタマが働かない時などにもヤードムを使うそう。
それを知ってから、私はさらに1本購入してお仕事のリフレッシュ用としても常備しています♡
ヤードムで花粉症が楽になる…かも♡
花粉症による鼻づまりは、本当につらいですよね。眠れなくてイライラしてベッドの中で「あー!!」と唸った経験、私にもあります。花粉を部屋に持ち運ばない工夫や、マスクの着用などいろいろな対策はもちろん、この「ヤードム」もきっと役に立つはず♡ ぜひ使ってみてくださいね。